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ま、テキトーにな。

新しい場所でトレーニングを受講した時の出来事



ども、JINNです。




ここ数年身体の故障が多くタクティカルトレーニングを控えていたのですがだいぶ良くなってきたので、暫く前に久しぶりにトレーニングを受講してきました。





関東圏では主な数箇所のトレーニング場で受講しているのですが、今回は以前からYoutube等で見て以前から気になっていた団体のトレーニングを受講してきました。



内容はハンドガントレーニング(ベーシック)で初心者向けのトレーニングを受講してきました。












トレーニングの告知内容では座学で安全管理や基礎、実技で各種実地トレーニングを行うと聞いていたのですが、実際にはイキナリ装備着用でたいした安全管理の説明もなく実地トレーニングが始まりました。








開始前には軽くトレーニングの説明があり、インストラクターが各受講者の装備(実はこの段階で 指導者の装備 を見て一抹の不安を感じ始めたのはまだ内緒で・・・・・)をなんとなくチェックしてそのまま実技へ。











つまりトリガーセイフティと銃口管理の話は軽くあったのですが、当初講習予定にあった座学どころか銃の安全管理等についての説明はほぼ無し。





受講者はベーシックトレーニングということも有り今回が”タクトレ初めて”という人や他で1,2回受講したことがあるといった感じで、銃口管理はもちろんトリガーセイフティすら出来ていない(知らない?)感じの人が殆どでした。





一抹の不安が・・・・・・・・さらに膨らみます・・・・・・・・








私は安全の為出来るだけ後ろの方で説明を聞くようにし、実技の時も出来るだけ前に出ないようにしました。






















トレーニングは最初にハンドガンのグリップやホルスタードローの説明をした後、ターゲットを使った実射に入ります。












ターゲットはダンボールに貼り付けた紙のマンターゲットが3体用意してありました。









最初は受講生の技量を見るということで各ターゲットにそれぞれ他の受講生と違う場所に5発ずつ撃ち、グルーピングチェックをすると説明が有りました。






通常であれば自分が狙う場所にシッカリ狙って撃つ為にユックリと5発撃つのですが、最初の3名は「サイティングしてる?」と疑問になるくらい速射!!
さらに驚いたのがインストラクターは「イイね♪」と笑顔で行った後、今撃った受講生のグルーピングチェックを行わずに次の受講生に交代させたのです。








グルーピングチェックの説明どころか確認すらもしない・・・・・・・・









個人的に休憩時間にグルーピングをチェックしたのですが3つのターゲットの内キチンと集弾していた痕跡があったのは私のを含め3ヶ所しかなく、一体何のためのグルーピングチェックだったのか分からなくなってました。








その後ムービングシュートやリロードのやり方、バリケードワーク等をやったのですが、要点だけ説明して受講生にターゲットに弾が当たっているか、当たっていないか関係なく、ただ撃たせているだけといった感じでした。














そして、その後個人的に一番恐れていたことが起きました。









2マンセルでの前後にスタッグを組み前進しながらターゲットに撃つ練習をしたのですが、スタートする前に右隣の組みの後ろの受講生の銃口がこちらに向いたのです!






しかもマガジンを差し込んだまま!!








インストラクターの説明をシッカリ聞いているのはいいのですが、その間ずっと銃口が前と左にフラフラと向けているのです。
私は思わずバディの方を引いて「少し後ろからスタートしましょう」と伝え、隣の受講生の銃口が向かない角度まで下がりました。





しかもこの銃口管理の出来ていない受講生はリロードの度に銃口を横に向ける癖があるらしく、何度も私達の方に銃口を向けていたのです。






ベーシッククラスなので受講生の安全管理が疎かなのは予想していたのですが、何よりインストラクターが決して目の届かない状況でもないのに注意どころか気が付いていないのには呆れてしまいました。









このインストラクターに関して言えば実技の合間の説明を始めるとすぐにアイプロテクションを外すのも問題でした。




通常レンジ内にいる場合は必ずアイプロテクションは安全の為装着しなければなりません。
それは実技で射撃している場合はもちろん射撃はしていなくてもシューティングレンジ内では万が一に備えアイプロテクションを付けているべきなのです。









トレーニングの内容は「本当(リアル)」を謳っているにもかかわらず、ただ撃たせてトレーニングをしている気分にしているだけのような浅い内容で、安全管理もロクに教えない酷いものでした。








私はここのトレーニングは二度と受講することは無いでしょう。










※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※













それと最近Youtubeでまた新しくタクティカルトレーニングを主催している動画がアップされていたのですが、こっちもさらに酷いです。



















動画の2分辺りからを確認して欲しいのですが、受講生が向かい合ってスイッチングの練習をしています。







銃を扱う時の守らなければいけない4原則、


・銃は常に弾が装填されているものとして扱う、

・撃ってはいけないもの、壊してはいけないものに銃口を向けない。

・ターゲットに狙いをつけ、撃つ時までトリガーに指をかけない。

・ターゲットだけでなく、ターゲットの前後に撃ってはいけないものがないかどうか確認する。


というのがあるのですが、全てが守られていません。





それに、恐らく銃に弾が入っていなことを確認してから行っているのでしょうが受講生にゴーグル等のアイプロテクションも装着させていません。









かなり危険な状況です。








サイトでは

「実弾を使用する環境でのルールやマナーを積極的に取り入れています」

とか

「怪我人やトラブルを限りなくゼロにすること」

などと謳っていますが、すでに出来ていないという酷いものです。













そういえば数年前に参加した「ATTS」とかいう団体の講習でも似たようなことをやらされましたが、そこではアイプロテクションは装着させていました。





まぁ当たり前のことなのですが、その団体は事実上”消滅”しましたが・・・・・













サバイバルゲームの流行りからタクティカルトレーニングに興味を持ち始めた方が最近多くなってきています。




ですがその殆どの方は安全管理を殆ど理解していない、知らないといってもいいと思います。


それをキチンと指導しないところでは、いつか大きな事故や怪我が起きる可能性が高いです。






もし今後タクティカルトレーニングに参加したいと思っている方がいましたら、最低限”銃を取り扱う時の4原則”を憶えて、出来るだけ実践できるよう心掛けてください。




それも立派なトレーニングの1つです。










ではでは。









by thirty-satan | 2015-08-01 14:30 | タクティカルトレーニング
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なんとなくやってみようかなと・・・・・・

by thirty-satan
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